料理の熱

料理の熱

先日長年来ていただいているお客様が
「本当はゆっくりと食べた方が良いと思うのですが
“料理の熱”が冷めてしまうと思うのです。」
と言われて 詳しくうかがうと

単に 温度のことを言っているのではなく
作った人の“情熱”“熱気”(少し大げさですが)が
冷めないうちに…

なにより せっかく生き物を食しているのですから
その材料の“熱気”も冷めないうちにいただく…
そんな気持ちも含まれているのだろうと解釈しました。

簡単に申しますと“有難い”ということでしょうか
すごい考えで食事をされているんだなと思い
あらためて感服しました。

ちなみに このお客さんは
「美味しいものを食べる時は 前に一時間くらい水泳
してから食べることにしているんだ」とのことです!?

ステーキの前菜 牛タンのハム仕立て